教員の勤務日の状況
共同通信社

 連合のシンクタンク、連合総合生活開発研究所(連合総研)は、小中学校教員の1日平均労働時間が約13時間との調査結果をまとめた。「保護者・地域からの要望対応」「国や教育委員会からの調査対応」への負担感が高く、勤務日の睡眠時間は約6時間、読書時間は15分未満だった。2日、東京都内でのシンポジウムで公表した。

 連合総研は「教員の健康悪化や資質向上の機会不足を招き、教育の質の低下につながる恐れがある」として、長時間労働の改善を求めている。

 連合総研によると、小学校教員は平均で午前7時29分に出勤し、午後7時11分に退勤。学校外で1時間9分働いていた。