若者のテレビ離れが問題視されておりますが、根本的な原因が判明したわけではありません。世の中は4Kやハイビジョンなどのクオリティ高いテレビを投入して客足をつかもうとしておりますが、ネットにシフトしていくこの流れはもうだれも止めることはできません。さてこんな問題にさらに根本的な理由が判明した。
問題のテレビ離れについて様々な憶測があるが、現在最も話題となっているのはこちらの推測。どうやら今の子たちは「テレビ(動画)が途中から始まるから」ということのようだ。つまりネットの動画は再生を始めると大体最初から再生される。しかしテレビは、再生という概念はなく、番組の進行上、様々なケースがある。途中で見逃せば当然最初を見逃す。若い学生が一人暮らしの部屋にテレビがないとのこと。なんで?と聞いたら、「だって、テレビって動画が途中から始まりますやん」と言われて、メディアに携わるものとして考えさせられた。
大野裕之@新著『チャップリンとヒトラー』 (@ono_hiroyuki) 2016, 1月 31
もちろんこれはテレビ離れの原因であるとは一言では言いにくいのかもしれませんが、今の若者は、テレビをネットの動画と同じような概念で見ようとしていることが明らかに。
そういえば、どこかの子供も、放映中の番組を必死に一時停止させようとしてました。
―ネットの反応
・ ネットはビュッフェ。好きな料理を好きなだけ食べられるが、栄養が偏りがちテレビは定食屋。嫌いなものもたまには出るが、栄養のバランスは取れる。
・ 息子もテレビ見ててトイレ行きたくなったら「テレビ止めておいて」と言う
・ 当然、CMを飛ばしてみています。
・ 確かに!!
・ その視点は無かったな
・ おっさんには衝撃的な一言だ。
・ たいていの番組は録画して見ちゃいますものねぇ
・ 視聴時間は長いけど、俗に言う「テレビを見てます」的な状態じゃない。
・ ほんとこれ
・ 学生時代からかれこれ10年くらいテレビを置いてないです
・ ああ、自分の予定に合わせてくれないもんな
・ TVはありますが、動画を見る派です。
・ ネットネイティブ世代からするとそういう風に見えるのか..
・ 胸が痛いなあ。テレビ見る奴、居なくなるなあ
・ おっさんには衝撃的な一言だ。
(秒刊ライター:Take)