【ニューヨーク時事】週明け1日午前のニューヨーク株式相場は、中国の低調な景気指標などを嫌気して反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時10分現在、前週末終値比142.31ドル安の1万6323.99ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は36.19ポイント安の4577.76。
この日発表された中国の1月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が、3年5カ月ぶりの低水準を記録。中国の景気減速が改めて意識され、朝方から売りが先行した。原油先物相場の反落も投資家心理を圧迫し、ダウの下げ幅は一時166ドル超に達した。