女優・米倉涼子(40)、上戸彩(30)、武井咲(22)らが所属する芸能プロダクション『オスカープロモーション』初の現役女子プロゴルファーとなる大山亜由美(21)の所属記者発表会が25日、都内で行われた。花束贈呈のプレゼンターとして女優・剛力彩芽(23)、俳優・金子昇(41)が登壇。
同社副社長・鈴木誠司氏は初となる現役女子プロゴルファーの所属について、「これまでにも何人もお話はありました。しかし、ただ強いということではなく、大きく業界をリードできるような新人をバックアップしていきたいと考えておりました。これからオスカーと歩んでいける人材として大型美人プロゴルファーである大山プロと契約を結びました」と、期待感いっぱいに経緯を説明。
オスカーのロゴが入ったピンクのウエアに身を包んだ大山選手は、緊張で声を詰まらせながら「心より喜んでいます。一人でも多くの方々に応援していただけますよう精いっぱい努力してまいります」と、謙虚にあいさつ。
剛力は、「ゴルフはまだまだ男性がやるスポーツのイメージが強いですが、こうして同世代の女性がいろいろなメディアにでると女性にもさらに広まっていくのでは。私も今年はゴルフをはじめようと思っているので色々教えて欲しいです」と大山の事務所入りを喜んだ。
金子は趣味がゴルフで、芸能人が一緒にも参加する『叙々苑カップ 第14回芸能人ゴルフチャンピオン決定戦』(2013年)での優勝経験もあるほどの腕前。「同じ事務所ということで、プライベートでも一緒にラウンドできたり、レッスンが受けられるのではないかと下心全開です(笑)」と笑顔を見せた。
ラグビーの五郎丸歩選手で話題になった“ルーティン”については、「試合直前、3回ほどジャンプして、地面を感じて集中するようにしています。かかとからジャンプすると、力が抜けてリラックスする」と、実演しながら説明した。
また、試合中に決して“しない”こととして、「試合中に怒らないことです。怒ると力が入って、いいプレーが見せられない。そういうときは、逆に笑顔で回るように心がけています」と、メンタルが左右するスポーツだけに、感情の起伏を抑えることにつとめているようだ。
金子は、「ゴルフレッスン番組などもってくれたら、ボクが生徒で」というと、剛力が、「私のほうがレッスン生として」と、ゴルフ番組が決定したかのように、“生徒の座”を譲らない構え。大山選手は2人の勢いにけおされながら、「私が教えられる所があれば」と、いうのが精一杯。
また、金子は、「大山さんが最終ラウンドに残っているのをドキドキしたい。勝利者インタビューをやりたい。そうなってくれるように祈ってます」と、近い将来に実現するであろう夢を語った。
憧れのゴルファーに、LPGAツアー通算72勝。賞金女王通算8度獲得し、世界ゴルフ殿堂入りを果たしたスウェーデン出身のアニカ・ソレンスタム(45)を挙げた大山選手は、「今年は、ステップアップツアーが中心になるんですけど、早くレギュラーツアーに出て活躍できるようになりたい。今後は、強いプロゴルファーを目指して頑張りたいです」と、目を輝かしながら抱負を語った。
今後の目標を聞かれた大山選手は、「賞金女王を獲って、2020年の東京オリンピックに出場することです(笑)」と、キッパリと言い切った。
■大山亜由美プロフィール
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