「イスラム国」掃討へ連携 欧米など有志国が一致
【ローマ共同】過激派組織「イスラム国」(IS)対策を話し合う有志国の閣僚級会合が2日、ローマで開かれ、ISに対する軍事作戦や金融的な国際包囲網の形成を続け、IS掃討に向けて連携を強化していくことで一致した。有志国連合の支援を受けISと戦闘を続けるイラク政府への支援も表明した。
会合はイタリアのジェンティローニ外相とケリー米国務長官が共同議長を務め、欧米や湾岸諸国など約20カ国と欧州連合(EU)の代表らが出席。ケリー氏は会合後の記者会見で、米国が有志国と開始したシリアやイラクでの空爆により「ISの軍事拠点や石油生産施設などを破壊した」と評価した。