月内にも新党協議会設置案 民主・維新合流構想、曲折も
民主党と維新の党が、夏の参院選前の合流をにらんだ協議に入った。2月中にも「新党協議会」を発足させる案が浮上している。新党協は党名の在り方や新綱領の検討を進め、新党設立につなげる構想だ。複数の両党幹部が2日明らかにした。ただ、維新側が両党を解党した上での合流を主張しているのに対し、民主側には「維新を吸収合併すべきだ」(幹部)との意見が根強く、実現までには曲折も予想される。
民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表が1日夜、東京都内で会談し、合流構想をめぐり議論した。新党協議会についても意見を交わしたとみられ、今後も話し合いを続ける。