【ニューヨーク時事】3日午前のニューヨーク外国為替市場では、世界的な景気の先行き不透明感を背景に円買いが加速し、円相場は一時、約1週間ぶりに1ドル=117円台に急伸した。午前10時半現在は117円50〜60銭と、前日午後5時比2円40銭の大幅な円高・ドル安。
この日発表された米国の雇用や製造業に関する経済指標が振るわず、米経済の減速懸念からリスク回避が強まった。
円相場は日銀によるマイナス金利導入決定を受け、121円台まで下落していた。