北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイル発射を予告したことを受けて、全日空と日本航空は4日、ミサイルの2段目の落下が想定されるフィリピン沖の太平洋上空を通る航空機の飛行ルートを変更する可能性があると発表した。
期間は8〜25日で、いずれも5〜10分の遅れが見込まれるという。
全日空によると、ルートを変更する可能性があるのは羽田発マニラ、マニラ発成田、ジャカルタ発成田の計3便で、期間中は他のアジア路線でも搭載燃料を増やすなどの対応を取る。
日航は、ジャカルタ発成田と成田発マニラの2便で変更するという。