日本代表DF長友佑都の所属するインテルが、アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督を招へいする可能性が浮上した。イタリア紙『Quotidiano Sportivo』の報道を4日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
2014年11月からロベルト・マンチーニ監督が率いているインテル。今季は好スタートを切り、セリエA首位で2016年を迎えたものの、1月10日の第19節でサッスオーロに0-1で敗れ、3位に転落。現在は首位ナポリとは9ポイント差の4位と、苦戦を強いられている。報道によると、リーグ制覇を成し遂げることができなければマンチーニ監督を解任し、シメオネ監督の就任へ向けて全力を尽くすという。
現役時代にインテルでプレーした実績を持つシメオネ監督は、2011年11月にアトレティコ・マドリードの指揮官に就任した。初年度にヨーロッパリーグを制覇すると、2013-14シーズンにリーグ優勝を遂げ、昨年3月には契約を2020年まで延長。「私はアトレティコに情熱や将来性を見ているので、愛するクラブと共に成長して行こうと決断した」と、同クラブとの強い結び付きが契約延長の決め手になったことを説明していた。