アイドルグループ「Rev. from DVL」の橋本環奈が3日、映画『セーラー服と機関銃 ‐卒業‐』のジャパンプレミア特別試写会に、武田鉄矢、長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、そして前田弘二監督と共に登壇。17歳の誕生日を迎えた橋本は、バースデーサプライズを受け、武田鉄矢の“贈る言葉”をプレゼントされた際には「一生私の先生」と大興奮だった。
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本作は、1982年に大ヒットした『セーラー服と機関銃』(監督:相米慎二/主演:薬師丸ひろ子)などで知られる伝説的シリーズの最新作にして続編。組員が4人しかいない目高組の組長となって、機関銃で叔父の敵討ちをした高校生・星泉のその後を描く。
映画初主演を果たした橋本は、撮影時は「年齢が上の方々ばかりだった」と振り返り、「素晴らしい俳優陣の方々で、前にいるだけで圧がすごい」とコメント。それでも「泉らしく、全力で、真正面から立ち向かっていけたかなと思います」と本作の演技に充実感を漂わせた。
夏の群馬県高崎市に1ヵ月住み込みで撮影を続けたという橋本。「ダルマをプレゼントで頂くことが多くて、一時期、家で7個のダルマに囲まれて一緒に寝ました」と高崎エピソードも披露。
イベント終盤には、機関銃のバースデーケーキを贈られた。また、詰めかけた観客から「組長、お誕生日おめでとう!」と祝いの言葉を受けるも、「ちょっとバラバラでしたよ皆さん」と観客にツッコみを入れた橋本。そして「この映画を期に、もっともっと芯のある、色んな役になり変われる女優さんになりたい。演技も歌もがんばっていきたい」と17歳の抱負を語った。
さらに武田が、観客席の来場者から橋本環奈の“環”の字を書いた応援団扇を借りて“環奈”の“環”について解説。「お父様、お母様にもらったこの“環”の名に恥じない17歳のスタートを切ってください」と贈る言葉をプレゼントした。橋本は「すごい…」と感嘆の声を漏らし、「身に余るお言葉」と感激しきり。映画の打ち上げでも武田に贈る言葉を歌ってもらったと明かし、「本当に、一生、私の先生は武田鉄矢さんだなと思います」とコメントし、尊敬の念を抱いた。
映画『セーラー服と機関銃 ‐卒業‐』は、3月5日より全国公開。