GSMArenaは10日(現地時間)、Geekbenchベンチマークのデータベース上に、韓国LGの次世代フラッグシップモデル「LG G5」と見られる端末のデータが発見されたことを伝えています。
発見されたデータには「LG-F700S」というモデルナンバーが記載されていますが、末尾のFはこの端末が韓国の大手通信キャリアSKテレコム向けモデルであることを示している模様です。
また、この端末が本当にLG G5であるかは不明ですが、韓国市場向けの「LG G4」および「LG V10」に与えられた型番がそれぞれ「LG-F500」と「LG-F600」であったことに加え、「Snapdragon 820」と4GBものRAMを搭載しているハイスペックぶりを勘案するに、LG-F700SがLG G5である可能性は高いと判断できそうです。
新たに発見された「LG-F700S」のデータ
なお、発見されたデータには、LG-F700Sがシングルおよびマルチコア性能テストのそれぞれにおいて2248と5061という非常に高いスコアを記録したことが明記されていました。
「Snapdragon 810」に付随する発熱問題を避けるべくあえて「Snapdragon 808」を搭載したことにより、絶対性能において他社製の競合端末の後塵を拝することとなったLG G4でしたが、どうやらその後継モデルにおいては “フラッグシップモデル” を名乗るに相応しいスペックと性能を実現している模様です。