Twitterは10日(現地時間)、同社が提供するサービス「Twitter」で、新しいタイムラインの表示機能を導入したと発表しました。
発表によると、新しいタイムライン表示はフォロー先のツイートの中から重要だと推測されるものを自動で抜粋し、従来のタイムラインの最上部に表示するものになるとのことです。抜粋されたツイートについては、タイムラインをリフレッシュすることで従来のタイムライン表示に戻すことができるとしています。
Twitterによると、新しいタイムライン表示にすることでリツイートやツイートの回数が増加するとの事前調査の結果があったといいます。
なお、数週間以内にタイムラインの表示はデフォルトで新しいものに順次変更される模様で、従来のタイムラインを常に表示したいユーザーは、Twitterの設定から「タイムラインの標示設定」を選び、「重要な新着ツイートをトップに表示」をオフにする必要があるとのことです。
この変更についてはBuzzFeedが「タイムラインの表示が時系列から変わる可能性がある」と6日に伝えており、Twitterでは「#RIPTwitter」というハッシュタグが作られ、タイムラインの変更を反対するユーザーから非難の声が寄せられていました。
これを受けてTwitterのジャックCEOは、#RIPTwitterにも耳を傾けていることを表明し、一週間以内にタイムラインを変更する予定はないと明言していました。この予告通りタイムラインの表示はそのままとなり、今回新機能がオプションとして追加された形です。
BuzzFeedの報道もあって、Twitter内ではちょっとした騒ぎになっていたタイムライン変更問題ですが、従来の表示にもあった「あなたがいない間に」と似た機能がオプションとして選択できるようになったというだけのようです。