PS Vita専用ソフト「艦これ改」が販売を開始しました。本家「艦隊これくしょん」に近いシステムとなっていますが、もし別のメーカーが手がけていたらどんな作品になっていたことでしょう。そんな思いを込めて作られたMMD杯参加作品「もしも艦これ改のメーカーが○○だったら……」が、高い完成度と熱い既視感となっていました。
まずはEA（エレクトロニック・アーツ）より、「KANCOLLEFFIELD 4」。臨場感あふれるFPSとなっており、川内型の3姉妹と深海棲艦が激しく撃ちあっています。陸上で。海要素どこいった。元ネタは、「BATTLEFIELD 4」です。
続いてケイブより、「艦これ改 大往生」。ヌルゲーマー憤死ものの超高密度弾幕シューティングゲームです。シューティングは原作との相性もバッチリですが、ゲーム性が違いすぎてクリアできる提督がほぼいなさそうな点が問題です。元ネタは「怒首領蜂 大往生」。
3社目、アトラスより「真・艦娘転生III NOCTURNE」。神とか悪魔が出てきたり、戦闘開始後何もできないまま全滅したりしそうなRPGです。ヲ級劇場はヤメロ！ 元ネタは「真・女神転生III NOCTURNE」。
4社目、フロム・ソフトウェアより「KANTAI CORE for Answer」。そうだね、艦COREだね。MMD艦これの鉄板ネタです。なぜか艦娘たちが空飛んでますが。元ネタは「ARMOREDCORE for Answer」。
5社目は任天堂より、「星のキーソォ スーパーデラックス」。ドンッ！（0％ 0％ 0％）。元ネタは「星のカービィ スーパーデラックス」です。
6社目、アークシステムワークスより「艦娘の拳」。画面端で世紀末バスケし、座って即死ビームを撃つしまかぜが見られます。動画内でも、最高にフリーダムな作品となっていました。元ネタは「北斗の拳」。なぜ「ブレイブルー」とかじゃなくて北斗を……。
ラストはコナミより、「フブプラス」。艦娘と触れ合い、友情（？）を深めていくゲームです。顧客に本当に必要だったのは、これだったのかもしれません。Vitaが二つ折りになってタッチペンが付属していますが、見なかったことにしましょう。元ネタは、「ラブプラス」。
「こんな『艦これ改』が欲しかった！」と思える作品はありましたでしょうか。本物とこれらの妄想「艦これ改」のどちらが正解だったのは分かりませんが、動画内の作品もとても面白そうですね。まあ全部元ネタが名作だからね。当たり前だね。
あと、動画内ではスカイリムっぽい何かが一瞬見えますが、見なかったことにしました。本当に一瞬なので。