驚きの分厚さ!5,000円の「ビーフカツサンドウィッチ」を食べてきた | ニコニコニュース

驚きの分厚さ!5,000円の「ビーフカツサンドウィッチ」を食べてきた
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2016年の9月で開業30周年を迎えるホテルニューオータニ大阪。30周年記念企画として、昨年の9月よりなんともプレミアムなメニューが提供されている。ホテルニューオータニ大阪の1階、オールデイダイニング「SATSUKI」で提供中の「プレミアムビフカツサンド」と名付けられたメニューがそれだ。

佐賀産の和牛を贅沢に使っており、そのお値段はなんと5,000円(税・サービス料別)。サンドウィッチにその額を払うとなるとちょっと勇気が必要だが、一体どのぐらい美味しいものなのか確かめてみたい気もする……。

意を決した筆者は自分の目と舌で「プレミアムビフカツサンド」の正体を確かめてみることにした!

■堂々たる分厚さに驚く

大阪城公園近くのコンビニ前でお弁当を食べている方々を眺めて「普段はそっち側だけど今日だけは違う!」と自分を奮い立たせながら、ホテルニューオータニ大阪「SATSUKI」へやってきた。

早速「プレミアムビフカツサンド」をオーダー。しばらくして運ばれてきたお皿には、パッと見ただけでその分厚さに圧倒されてしまいそうなサンドウィッチが堂々たる様子で鎮座している。

Aランクのフィレ肉(150グラム)を厚さ25ミリにカットし、厚さ20ミリにカットしたパンに挟んでいるとのこと。どうりで迫力満点なわけだ。大きく口を開けてなんとかほうばってみると、外側はサクッと、中はもちっとしたパンの食感と、一口で噛み切れてしまうお肉の柔らかさに驚かされる。赤身のお肉からジューシーな旨みが溶け出し、香ばしいパンの風味と少し酸味を感じるソースに溶け合っていく。口の中が美味しさに満たされ、物理的にも気持ち的にも言葉が出てこない至福のひととき。和ガラシをつけて食べるとお肉の甘みが引き立ってまた美味なり。

監修したサンドウィッチのレシピ本がベストセラーになるなど、サンドウィッチへの並々ならぬこだわりとアイデアを持つ総料理長の太田高広氏が「最高の肉サンドを」、と開発したこのメニュー。サンドに適した、冷めても脂が固まらず美味しく食べられる肉選びや、このために新調したという溶岩窯で焼き上げるパン、ビフカツを揚げるためのパン粉と油までこだわり抜いているのだという。ブランデーやマスタードでコクとアクセントをつけているというソースがパンに染み込んだ部分を食べるとこれまた美味しい。ソースとパンだけでも十分美味しいのでは? というレベルである。

■お値段に見合った満足感を感じることができた

「プレミアムビフカツサンド」とともに提供されるのは、創業以来、秘伝のレシピで作られている「ダブルコンソメスープ」。牛肉や香味野菜、スパイスを加えて煮込み、一晩寝かせた上で漉す、という工程を2回繰り返しているために「ダブル」の名がついているそう。飲んでみると、普段自分が飲んでいるインスタントのコンソメスープとは当然だがまったく違い、自然そのままの素材の複雑な香りが広がる。どこまでも奥深いコクを感じる絶品だ。

また、ビフカツサンドとともにお皿に盛られた、絶妙なカリカリ具合に揚げられたフライドポテトと、スパイシーなチキンライスも手間をかけて作られたことを感じる絶妙な仕上がりで、トータル的に価格に見合った贅沢な気分を感じさせてくれるメニューだと思った。

お肉に脂身が少ないからか、ボリュームはあるのに食べ飽きることがなく最後まで美味しくいただけた。お話しを聞くと、「プレミアムビフカツサンド」にはリピーターのお客さんが多いらしく、一度食べて「この味を他の人にも教えたい」とご友人などを連れて繰り返し来られる方もいるんだとか。

2016年9月まで提供予定の「プレミアムビフカツサンド」。美味しい上に「この前5,000円のサンドウィッチ食べたんだけどさー!」と、話のネタにもなりそうだ!「教えて!goo」では「今まで食べた一番の高級グルメは?」ということでみんなの意見を募集中だ。

店舗情報:ホテルニューオータニ大阪 オールデイダイニング「SATSUKI」


住所:大阪市中央区城見1-4-1 1階
営業時間:平日 11:00~21:00 / 土・日・祝日 17:00~21:00

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)