2月19日に放送された『ダウンタウンなう2時間SP』になべおさみが出演、その際に語ったある衝撃のエピソードが話題を呼んでいる。
なべおさみと言えば、1991年に息子・なべやかんの「替え玉受験」騒動で世間から大きなバッシングを浴び、それから25年間、ほぼテレビ出演が無く事実上干された状態に。しかし、今回のSPに出演し今まで語ったことのない、ある裏話を激白した。
それは1974年7月15日に起きた日航機ハイジャック事件での事。伊丹発羽田行きの飛行機で刃物を持った男が4時間籠城し、その後名古屋空港で再び4時間、計8時間も籠城した事件である。
その際機内に居合わせていたなべが、実は40年間秘密にしてきたある裏話を告白。事件の際、機長が「犯人の皆様にお願い申し上げます。私たちはあなたの要求に従います。どうか機内で爆弾だけは使用しないでください」と機内にアナウンスしてしまったのだ。犯人はコックピットにいることから、「この中にも仲間がいる」と疑心暗鬼状態に陥ってしまった乗客たち。
この時、顔が知られていたなべおさみは自分から動くしかなく、水を配ったり、赤ちゃんにカーテンの布をかけたりと機内を仕切っていた。蓋を開けてみると犯人は1人だけだったが、なべは自分で後ろのドアを開けて、乗客を誘導するなどをしていた。だが、事件後にターミナルに戻ったなべに更なる悲劇が。
ターミナルに着くと職員から小さな部屋に軟禁され「あなたは国際航空法に違反してます」と怒られたと語る。それは飛行機のドアをなべが自分で開けてしまったこと。飛行機のドアは日航職員しか開けれないルールがあり、職員から「うちはそれを秘密にしてあげますから、あなたも秘密にしてください」と言われ、この事を「40年間黙っていた」と打ち明けた。
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