“永遠の17歳”でおなじみの人気声優・田村ゆかりが、「人間宣言をした」と“王国民”を中心に波紋が広がっている。
先日10日に冬ライブ開催中止、ラジオ番組の放送終了などを一斉に発表し、引退説や妊娠説などがささやかれた田村ゆかり。「ゆかりんは大丈夫なのか」と心配でならない王国民が量産される中、13日に田村ゆかり公式サイト「tamurayukari.com」が新たに情報を発表。田村ゆかりとキングレコードとの専属契約が3月20日をもって契約満了となり、田村本人の意向で契約終了となることが明らかとなった。
契約終了に伴い、冬ライブは制作体制の見直し、調整を試みたものの「本人の強い意向により」中止に。キングレコード提供にて放送してきたラジオ『田村ゆかりのいたずら黒うさぎ』(文化放送)、ネットラジオ『喫茶 黒うさぎ ~秘密の小部屋~』も3月に放送終了することとなった。ほか、「tamurayukari.com」のリニューアル(3月21日)、田村ゆかりSTAFF Twitter(@YukarihimeStaff)の閉鎖、オフィシャルファンクラブ「Mellow Pretty」も運営会社が移管することも決まっている。
当の田村ゆかりは、2月3日の「いや、ごめんなさい、さみしいです。。。」などというツイート以降、音沙汰なしだったが、発表を受け13日に公式サイトにて「いつも支えてくれている皆さんへ。」というタイトルで日記を更新。
日記は、「突然の発表で驚かせてしまってごめんなさい」とはじめ、キングレコードとの契約終了については「これは私が自分らしくあるために、たくさん悩んで、いっぱい考えて出した答えです」と伝えた。およそ2,500文字にも渡る長文の日記には、ほかに9年間在籍したキングレコードや、田村を見出したキングレコードの三嶋章夫プロデューサー、『黒うさぎ』のスタッフやリスナーとの思い出や感謝の気持ちが綴られており、「契約は終了しますが、歌を歌うことをやめるわけではありません」と、王国民にとって嬉しい言葉も綴られている。
その中で、王国民が騒然となったのは、日記中にある「40という人生の節目の無謀な決断を許してくれてありがとうございます」という言葉。
田村ゆかりと言えば、前出の“永遠の17歳”と言われているように、17歳から年をとらないとされる「17歳教」の一員。「ゆかりんは17歳」と信じてやまない王国民も多かっただけに、今回田村ゆかりが「40という人生の節目」と綴ったことに、「ゆかりんは17歳だよね!?」「ゆかりんが40とかそういうデマやめろよ」「重力波のせいか時空が歪み始めている」などと愕然とする声が続出。「王国民にとっての天皇の人間宣言」「完全に8.15の玉音放送聞いて土下座している日本国民の気持ちにさせられる」という声までも上がることとなった。
日記で「私が私らしくあるために前向きにがんばっています」と綴った田村ゆかり。事実上の40歳宣言は、“私らしくあるために”したことなのだろうか……。