アルペンスキーのワールドカップ(W杯)は20日、イタリアのラトゥイルで女子滑降第8戦が行われ、リンゼイ・ボン(米国)が1分24秒94で2位に入り、1戦を残して種目別優勝を決めた。全種目を合わせて通算20度目の種目別優勝となり、男子のインゲマル・ステンマルク(スウェーデン)を抜いて男女を通じ単独最多を記録した。滑降では8度目の種目別制覇。
第8戦はナディア・ファンキーニ(イタリア)が1分24秒80で制し、2008年12月にスーパー大回転で初勝利を挙げて以来7季ぶりのW杯優勝。3位はダニエラ・メリゲッティ(イタリア)だった。