開発者が業界人だから、理想が詰まってます。
オタク系のフィギュアからスケッチやアニメーションの制作などでも広く使われている素体フィギュアは、イメージやポーズの参考や理想の体勢を保持するなどの目的で大変重要となってきますが、どうしても少し無理をさせると外れてしまったり、長時間同じ体勢が不可能だったり、いろいろと制限があります。しかし、今回登場する素体「Stickybones」は独自の洗練されたジョイントシステムを取り入れ強さは増し、そして、両手足に磁石を付けることで、ポーズにさらなる自由度をもたらしております。
関節部分は硬そうですがスムーズで、手足の磁石によって、動きの途中の部分が明確に再現できていることが確認できますね。これによって、ストップモーションアニメーションでのダイナミックな動きや、スケッチをする人にとってはとても重宝するフィギュアになることでしょう。
それでいて、素体フィギュアでは難しいとされている「体育座り」以上の「抱え込み座り」も実現していることから、完成度と再現度の高さがわかります。
このStickybonesはIndiegogoにて資金調達をしていますが、執筆時にてすでに目標の3倍以上も集めており、さらなる付加価値がどんどん付いている状況です。また、こんなに優れた素体にもかかわらず、価格が安めなのも人気の1つかもしれません。販売価格は約98ドル(約11,000円)で、いまであれば20%オフにて手に入ります。日本への出荷にも対応可能とのことです。
映像業界にととまらず、スポーツなどのイメージトレーニングでも活躍できそうな気がします。これから他の分野でも見かける機会が増えそうですね。
source: Indiegogo
(okeyuhi)