甲府市、水戸市、千葉市、長野市など全国の複数の自治体にメールなどで爆破予告が相次ぎ、千葉県警松戸東署に男が出頭し、自分がやったとの趣旨の供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は威力業務妨害容疑で捜査。供述や通信記録などを基に、慎重に裏付けを進める。

 甲府市によると、18日夜に「弁護士」を名乗る人物から「市役所の施設内に爆弾を仕掛けた。爆破時刻は2月22日月曜日の午後3時34分ナリ」とのメールが届いた。

 不審物は見つかっていないが、予告を受けた自治体では長野市が市立の小中学校の児童、生徒の一斉下校を計画するなど対応に追われている。