ローマに所属する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが、チーム帯同を許されず帰宅を命じられたことが明らかになった。21日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ローマの下部組織出身で1993年にトップチームデビューを遂げたトッティは現在39歳。プレー時間の少なさを不満に思っており、「このような状況ではローマにはいられない。ベンチに置かれることで私は傷つけられている」などと起用法を批判して退団を示唆するコメントを口にしていた。
21日に行われるセリエA第26節で本拠地スタディオ・オリンピコにパレルモを迎えるローマ。試合に向けて午前中に集合したが、朝食後にルチアーノ・スパレッティ監督はトッティがメディアに喋りすぎたことを理由に帰宅を指示した模様。
同選手はローマとの契約期間が6月30日で満了となる。これまでのキャリアで公式戦通算721試合に出場してきたが、今シーズンのリーグ戦では負傷の影響もあったとはいえ、わずか213分間のプレーにとどまっている。