松江市で開かれた「竹島の日」式典=22日午後
共同通信社

 島根県は22日、韓国が実効支配する竹島(同県隠岐の島町)の領土問題解決を訴えるため、溝口善兵衛知事らが出席し、松江市で「竹島の日」式典を開いた。2月22日を竹島の日と定めた県条例に基づく式典はことしで11回目。

 溝口知事はあいさつで、昨年11月に約3年半ぶりに日韓首脳会談が開催されたことに触れ「日韓関係に若干変化が出てきている」と指摘。「外交交渉の場で竹島問題が話し合われるよう引き続き強く要望する」と述べた。

 政府は式典に酒井庸行内閣府政務官を派遣。政務官出席は4年連続となる。