あなたの「座右の銘」は?――そう聞かれたらなんと答えるだろう。そもそも「座右の銘」を持っている人はどれほどいる? そこで、20~30代の男性会社員200人にアンケート調査を行った(協力:アイリサーチ)。
〈あなたには「座右の銘」がある?〉
割合はおよそ半々。半数は胸に秘めた言葉はないということらしい。とはいえ、これまでの人生で、琴線に触れる言葉はきっとあったはず。「ない」と答えた102人によく知られている「ビジネス名言」から、「これならいいかも!」と思う言葉を選んでもらった。
■「座右の銘」にしてもいいと思う名言TOP10
1位 努力に勝る天才無し 37pt
トップに輝いたのは「努力に勝る天才無し」。背後には、日頃の努力が実ってほしい…という願いがあるのだろう。また、続く2位も「明けない夜はない」と、選んだ人たちのつらい毎日が目に浮かぶようで少し切ない。以下、己を奮い立たせるような言葉が並ぶ結果となった。
では、これらの言葉を選んだ彼らの心のうちを覗いてみよう。TOP5に入った言葉について、選んだ理由を聞いた。
【1位 努力に勝る天才無し 37pt】
【2位 明けない夜はない 33pt】
【3位 成長は与えられるものではなく、自らの手で勝ち取るもの 25pt】
【4位 志を立てるのに遅すぎるということはない 23pt】
【4位 果報は寝て待て 23pt】
コメントには「実感がある」「そうであってほしい」という言葉が多い。現状の苦しさを認めつつ、前向きになれる言葉が選ばれたということだろう。
ちなみに、「座右の銘がある」と答えた98人にその言葉を教えてもらうと、前述のランキングでも1位になった「努力に勝る天才無し」(19人)と2位の「明けない夜はない」(17人)が多数。3人に1人以上がこれらを「座右の銘」にしていた。そのほかには、
・「おもしろきこともなき世をおもしろく」(37歳)※高杉晋作の言葉
など、歴史上の人物の言葉や、
・「明日は明日の風が吹く」(33歳)※映画『風とともに去りぬ』内のセリフ
といった映画やアニメの言葉も。
世の中にあふれる名言たち。もし、これまでなかった人は、これを機会に自分の「座右の銘」を決めてみる?
※当記事は2016年02月22日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。