ホントは髪の毛をショートにしたいけど、男ウケを狙ってロングにしておこうかなと考えている女子がいるそうです。ロングにしたら、美容室で「ロング料金」をとられて大変だろうとお察ししますが、まぁ女子たるもの髪の毛くらいは……というお考えなのでしょうか。
さて今回は、男子が「女子ウケを意識して我慢していること」に迫ります。さっそくご紹介しましょう!
1:お金がないと言わない「大好きな彼女に嫌われたくないので、ぼくはお金がなくても、お金がないとは絶対に言わないです。クレジットカードを使ったり、あれこれ知恵を使って、貧乏も耐えています」(28歳・建築)
最近の男子は、デート代を割り勘にしているらしいですが、割り勘にしない男子は、お金がなくてもお金があるふりをするのでしょうか。
男のやせ我慢の最たるものではないかと思いますが、いかがでしょうか?
2:下ネタを口にしない「女子って、すぐに下ネタを言う男のことが嫌いっていうじゃないですか? だからぼくは女子の前で下ネタを口走らないように、いつも気を付けています。ホントは、会話のすべてが下ネタでOKなら、どれほど気が楽だろうと思っているんですが」(28歳・飲食)
すぐに「今夜、お願いします」と言ってくる男にろくな男はいない……こう考える女子もいれば、下ネタくらい朝飯前で消化しますという女子もおいでかと思います。
もっと言えば、その男子が「どれくらいエッチに興味があるのか」がわからないと付き合いたくないと言っている女子だって、います(いました)。
下ネタに関することは、なかなかむずかしいですよね……と、一般的なコメントにとどめておきましょう。
3:自分の過去を「悪かったおれの過去」と脚色している「ぼくは大学生までずっと、お勉強ばっかりしてきたので、女子と会話をするとき、なにを話したらいいのかさっぱりわからないんです。でも、悪ぶっている男たちがモテているのを見て、ぼくも周囲の男友だちのように、自分の過去を『悪ぶっていたおれ』として話すクセがつきました。ウソをつくのも、なかなか大変なんですが」(28歳・商社)
こういうのは、なんなんでしょうか?
チョイ悪な男のほうが好きという女子って、もちろんいますよね。でも、一般的に言えば「長いモノに巻かれないで、自立している」とか、「自分の考えでちゃんと生きている」とか、そういう生き方を評価しているのが女子だ、ということではないのでしょうか?
上司にヘコヘコ頭を下げまくって、生気を抜かれたような顔で仕事をしている男より、一芸に秀でて、その芸で飯を食っている男のほうが好きという女子……それに対して「悪ぶっていた過去をでっちあげる」男……なんかアンバランスな気がしませんか?
4:サッカーが好きなことにしておく「ぼくはサッカーになどまったく興味がないのですが、女子ウケを意識して、いちおうサッカーが好きなことにして話を合せています」(27歳・運送)
キャバ嬢並みに大変だろうとお察しいたします。おつかれっ!
いかがでしたか?
男子って、おそらく潜在的に、「女子は強い男が好き」ということを知っているのかもしれません。
強い男を演じ、やせ我慢している男たちに「そのままのあなたで十分いい」と言ってあげてはいかがでしょうか?
やせ我慢がこうじて、本当に彼が痩せ細って死んでしまったら困りますよね?
(ひとみしょう/ライター)