【ロンドン共同】22日のロンドン外国為替市場で英国通貨ポンドがドルに対して下落し、前週末と比べた下げ幅が一時、約2・4%に達し、ロイター通信によると、約7年ぶりの安値をつけた。欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う国民投票の6月実施が決まり、離脱による経済面への打撃を懸念した売りが先行した。英国債も一時、売られた。

 離脱に関する国内の賛否は拮抗しているが、人気が高いロンドンのジョンソン市長が離脱を訴えたことで、投資家の警戒感が広がった。

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