TISと日本テラデータは2月23日、ビッグデータ分析のコンサルティング・サービスの協業を開始したと発表した。
今回、TISのコンサルティングメニューに日本テラデータのインダストリー・コンサルタント、データサイエンティストによる分析コンサルティング・サービス、および分析ソリューションを追加することで、ビッグデータ活用における課題を解決し、企業のデータ活用の強化を共同で支援する。
将来的には、テラデータの分析プラットフォームを活用し、TISがディープラーニング(深層学習)などの技術を応用した分析サービスの開発も行っていく予定。
日本テラデータは、ビッグデータ分析で必要な統合データウェアハウス・プラットフォーム「Teradata Database」、ビッグデータ・分析プラットフォーム「Teradata Aster」、オープンソース・ビッグデータ・プラットフォーム「Hadoop」から構成される、多様化するデータ構造を包括的に管理する分析エコシステム「Teradata Unified Data Architecture(UDA)」、グローバルの業種特化型の分析ノウハウを提供する。IoTセンサーデータ、ソーシャルメディアやWebログといった各種ストリーミングデータをリアルタイムにTeradata UDAに格納できる「Teradata Listener」も提供する。
一方、TISは日本特有の業種業界知識およびコンサルティングスキルを活用した、顧客の経営・業務課題の抽出、日本の商習慣に即した分析方法の選定、分析実施後の改善施策の立案から実行までをトータルでサポートするサービスを提供する。