菊地凛子、芦田愛菜らが出演し日本でも話題となったSFアクション映画『パシフィック・リム』。その続編の監督に、海外ドラマ『Marvel デアデビル』を手掛けたスティーヴン・S・デナイトが決定し、ギレルモ・デル・トロが監督の座を退くことになった。海外メディアTheWrapが伝えた。
巨大怪獣と人型巨大ロボットの戦いを描いた『パシフィック・リム』は2013年に公開され、約4億1000万ドル(約460億円)の世界興行収入を記録した超大作。
前作でメガホンをとったデル・トロ監督は、米FOXの『ミクロの決死圏』リメイク版や、CBSの『Scary Stories to Tell in the Dark(原題)』の製作に追われており、今回はトーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、メアリー・ペアレントらと共に製作として参加するそうだ。
脚本は『プロメテウス』のジョン・スペイツが担当。前作の脚本トラヴィス・ビーチャムとデル・トロ監督がつくりあげたキャラクターをもとにしたストーリーになるという。
デナイト監督は、これまで『Marvel デアデビル』ほか『スパルタカス』『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』などテレビドラマを中心に活躍。本作で本格的に映画監督デビューを果たすこととなる。映画公開時期は未定。