JFA(日本サッカー協会)とJリーグは24日、得点の見極め、ペナルティエリア内での事象に対する判定の精度向上を図ることを目的に「追加副審」の導入を決定したと発表した。
追加副審(AAR)とは、得点の判定などをチェックするため、両サイドのゴールライン後方にそれぞれ1人配置される審判員のこと。UEFA(欧州サッカー連盟)の主要大会やセリエAなどでも採用されている。
導入が決まった試合は、2016シーズンにおけるヤマザキナビスコカップの準決勝と決勝(計5試合)、チャンピオンシップ全試合(最大5試合)、そして全日本サッカー選手権大会天皇杯の準決勝と決勝(計3試合)。また、明治安田生命J3リーグでも6月頃に各節1試合で試験導入される予定となっている。