あなたは宇宙人と聞いてどんな姿を思い浮かべるだろう? 恐らく多くの人が、重そうな頭と大きな黒い目、そして細い肢体の「グレイ型」を想像するに違いない。しかし、実際のところ地球で目撃される宇宙人は「グレイ型」「レプティリアン型」「ノルディック型」など大まかな分類こそ存在するものの、それぞれが微妙に異なる十人十色の姿形をしている。つまり、私たちが想像したこともない奇妙な姿の宇宙人がいることも十分に考えられるのだ。
そして今、トルコの路上に設置してある防犯カメラの映像に、そんな前代未聞の姿をした宇宙人が捉えられていたとして衝撃が広がっている。何はともあれ、まず問題の映像をご覧いただこう。
【動画と画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/02/post_8994.html】
トルコ南東部、ディヤルバクルの路上。日時は今月12日、車も人通りも途絶えた深夜1:40ごろの出来事だった。画面左側に、突然奇妙な“何か”が出現したのだ。しかも、極めて短い足をゆっくり前後させながら、すべるように路上を直立歩行しているではないか。
もしやこれは、動物園から逃げ出してきたペンギンではないか? と思ったのも束の間、当てもなく路上をふらついていた“何か”は、突如ふわりと空中に浮かび上がる。そしてゆっくりと画面からフレームアウトした後、再度フレームインを果たすと安定した着地を披露。またも路上をふらふらし始め、次第に画面奥へと消えていくのだった――。
毎度お馴染み、UFO研究家のスコット・ウェアリング氏だが、もちろん今回の映像も拡大分析、独自の考察を加えている。ウェアリング氏によると、“何か”の体は白と黒の2色で覆われており、身長は50cm程度とのこと。「エイリアンの可能性もある」という立場のようだ。
動画は、防犯カメラの映像を再生中のディスプレイを撮影したものであるため、手ブレもひどく画質も粗い。“何か”の正体に迫ることができるほどのクオリティではない点が、確かに多少ひっかかる。しかし、プロペラがついていないためドローンと考えるのは無理があるうえ、一切グラつかない滑らかな動きも人工物とは思えない。果たして、今月トルコにまったく新しいタイプの宇宙人が降り立っていたのか? 謎は深まるばかりである。
※イメージ画像:「Thinkstock」より