昨年9月ごろに発表された米Poshのスマホ「Micro X S240」の実機を会場で発見しました。日本ではほとんど話題になっておらず、検索しても山根博士が他メディアに寄稿した記事くらいしかヒットしませんので、すでに発売中の機種ではありますがレビューしたく思います。
特徴は、なんといってもそのボディーサイズ。幅47×奥行き11.6×高さ89mmと「手のひらサイズ」と呼ぶのすら抵抗あるほどコンパクトなサイズです。
iPhone 6と比較
iPhone 6(4.7インチ)と比較。Micro X S240のディスプレーサイズはなんと2.4型(240×432ドット)です。
本体を隅々まで見ていきましょう。
上部にヘッドホン端子を搭載
下部にマイクロUSB
下部にタッチ式のボタン
このサイズでもれっきとしたAndroidスマホ。OSのバージョンは「Android 4.4.2」
日本語ロケールも選べました!
おもなスペックは、CPUがMediaTek製「MT6572M」(2コア、1GHz)、メモリーは512MB、ストレージは4GB。microSDは最大32GBまで、バッテリー容量 650mAh(最大180時間連続駆動)、メインカメラは200万画素(フロントはVGA)。サイズが極端に小さくスペックもそこそこなので、たとえば、SNSのメッセージ専用とか、電話機能付き音楽プレーヤーとして使うとか用途は限定されそう。といっても、変態ガジェット好きは極小ってだけで飛びつくんでしょう、止めませんよ。
価格は89.99ドル(約1万円)
本体カラーは青、白のほかにピンクと黒を用意
ソニーエリクソン時代のXperiaには、2型台の小型モデルがありましたが、Micro X S240はスマホ史上最少をうたっており、手に握ってすっぽり隠せてしまうほど。本当にカワイイです。
Micro X S240は日本では買えませんが、ODMメーカー製なので、流行りの格安スマホのラインアップとしてどこかの事業者からポッと出てくる可能性はあると思います……って山根博士が他メディアに書いてました。私はあまりのカワイさにひと目惚れし、我慢できずこっそりセカイモンでポチっちゃった……。
■関連サイト
Posh Mobile(製品情報ページ)