バイオリニストの葉加瀬太郎が、同じくバイオリニストの高嶋ちさ子の子育て論が炎上した件について、彼女を擁護するツイートを投稿。発言がさまざまな方向に波及している。
発端となったのは、高嶋が東京新聞に発表した「ゲーム機バキバキ事件」というコラムだ。高嶋は、親子間で決めた約束を長男と次男が破ったため、2人のゲーム機を「手でバキバキと折った」ことを告白。長男は翌週のテストで100点を取り、よその母親から「やはり本気を見せないと、ダメなんですね」というメールをもらったことなどを綴ったが、ネットでは一部から批判の声が上がった。
これについて葉加瀬は2月21日、自身のツイッターアカウントで「友人高嶋ちさ子の子育て論炎上について一言」と述べ、
「もし彼女の人間性に何か言いたいのなら、まず彼女の音楽を聴いてからにしなさい。あんなに純粋で美しい音色を奏でられる人に悪い人がいるわけがないから」
と投稿。
すると、これが思わぬ方向に拡散した。まず、被害を受けたのは、脳科学者・茂木健一郎とパパイヤ鈴木だ。葉加瀬と茂木、パパイヤ鈴木の3人は、いずれもふっくらした体型にモジャモジャ頭の持ち主だが、葉加瀬が上述のツイートを投稿すると、
「今ようやく茂木健一郎と葉加瀬太郎が別の人間であることを認識した」
など、3人を混同するツイートが続出。これを受けて茂木は2月23日、
「念のため、私は葉加瀬太郎さんではありません(笑)ときどき、『あの、バイオリンを弾かれる方ですよね』とか、間違われることはありますが、あくまでも別人28号なので、そこのところ、よろしくお願いいたします」
と、自らのブログに綴るなど、騒動は高嶋の一件とは無関係の2人にまで飛び火した。
さらに、葉加瀬の「純粋で美しい音色を奏でられる人に悪い人がいるわけがない」という部分にもツッコミが入った。ツイッターには、
「モーツァルトだって下ネタ連発するような人物だったと聞くし」
など、クラシックの大御所たちのゲスエピソードが次々と寄せられる状態に。友人を擁護するために投稿された葉加瀬のツイートだったが、終わりかけた騒動に“燃料”を投下してしまったようだ。
※当記事は2016年02月24日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。