たけし、多方面活動の真意は「トップに立てない」 不安な気持ちが原動力 | ニコニコニュース

多方面活動の真意を語ったビートたけし (C)ORICON NewS inc.
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 タレントのビートたけしが24日、東京・銀座の松屋銀座で行われた展覧会『アートたけし展』完成披露あいさつに登場。開催を目前に控えて、最終チェックを終えた感想を「ほとんど私の力じゃなくて、アレンジャーさんのおかげ。私も自分の作品なのに『スゴいな』って喜んじゃったりした」と謙虚に語った。

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 たけしはバラエティー番組でのMCや映画監督、最近では落語家からネット配信に至るまで多方面で才能を発揮。その真意について「結局何やってもダメだってことで、いろんなことに手を出しちゃう」といい「本当のことを言ったら、絵だったら絵だけすればいいし、芸人だけでやればいいけど、何やっても納得いかない。自分はトップには立ってないなと思って、いろんなもんに手を出してる」と、不安な気持ちが原動力であることを明かした。

 また、深夜1時から5時間ほど絵を描く時間に充てているといい「どうしてそんなに描けるんだってということで、清原からちょっと貰ってるっていう話もあるんですが、群馬の方にちょっと行ってます」とブラックな時事ネタも披露。「子どもの絵の教育には何の足しにもならないですが、自由にやることが1番大切。何でも自分の思った通りにやればいいんだということを(展覧会で)上手く説明できれば」と期待を寄せていた。

 同展覧会では、たけし自らが描いた版画・絵画・コラージュ作品などを中心に約100点が初公開。同所にて、あす25日から3月7日まで開催される。