かつてアーセナルで活躍した元フランス代表MFロベール・ピレスが25日、大手メディア『beIN Sports』で現役引退を表明した。
ピレスは1993年にフランスのメスでデビューを遂げ、マルセイユを経てアーセナルへ移籍すると、2000年からの6年間を同クラブで過ごし、無敗優勝を含めてプレミアリーグを2度制覇。その後はビジャレアルとアストン・ヴィラでプレーし、2011年からは所属チームがない状態が続いていたが、2014-15シーズンはインド・スーパーリーグのゴアで現役生活の最後を送った。
また、フランス代表としては1996年の初招集から79試合に出場した。1998年に行われた母国開催のフランスワールドカップ制覇をはじめ、ユーロ2000、FIFAコンフェデレーションズカップ2001、同2003の優勝に貢献。現在レアル・マドリードを率いているジネディーヌ・ジダン監督らとともにフランス代表の黄金期を築き、フランスW杯優勝メンバーで現役を続行する最後の1人となっていた。
ピレスは、「42歳になって、辞める時が来たと思う。引退して、若い選手たちに道を譲らないといけないんだ」とコメントしている。