情報漏洩を防ぐため、職場に監視カメラを導入する企業が増えているという。これはセキュリティ上の目的に限らず、仕事ぶりの監視にもつながるわけで、当然ながら賛否両論あっておかしくない話。では、実際に現場で働く人はどのように考えているのだろうか。
今回は20~30代の会社員男性200人に「職場の監視カメラを導入アリ? ナシ?」を聞いてみた。(協力/アイリサーチ)
〈職場の監視カメラ、アリ? ナシ?〉
仕方がないと諦めている人まで含めれば、“容認派”が半数以上という結果。対して、「監視カメラとにかくNO!」の声を上げた人が44.5%にとどまった結果は少々意外(?)。では、それぞれの意見を見てみよう。
●「絶対にやめてほしい」派
●「抵抗感はあるけど仕方がないと思う」派
●「別に気にならない」派
居眠りやネット閲覧がばれるといった正直な(?)声があったものの、やましいことはしていない前提の上、「だから」別に構わない、「でも」監視されるのはいや、と意見が分かれている様子。
では、そんな会社員男性が、「仕事をしているフリして実は他のことをしている時間」は1日平均どれくらいなのか?
〈仕事のフリして、実は他のことをしている時間はどれくらい?〉
・全くない 32.0%
全くサボらない人が3割強。サボるにしても15分以内、15~30分以内の声が多く、この程度の時間であれば「仕事以外の他のこと」といってもほんの息抜きと思われる。こうした自信があるからこそ、監視カメラ導入についても「やましいことはない」の姿勢でいられるのでしょう。さらに本音を突き詰めれば「仕事量が多いためサボれるほどの余裕がない」、といったことかもしれませんが…。
(のび@びた)
※当記事は2016年02月24日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。