違う意味で怖そう!
「世界一高いタワー」とかってよく聞きますが、では、「世界一細いタワー」はどうでしょう? 今回、イギリスのブライトンに建設された世界一細いタワー、British Airways i360 tower。あなたは登ってみたいですか?
最近完成したばかりのこちらのタワーはブライトンの海を一望できる場所に建っていて、高さ531フィート(約162m)に対し、直径はわずか13フィート(約4m)未満と極細! BBCによると、見事「世界で一番細いタワー」としてギネス認定を受けたようです。高さと幅のアスペクト比はなんと41.15対1ということですから、これはすごい…。
British Airways i360 towerは今年の夏にオープン予定で、200人まで収容可能な94トンのドーナツ型のエレベーターで極細のタワーを上り下りします。とても特徴的なデザインですが、チーフ・エンジニアのJohn Roberts氏によるとこの部分がメインの設計制約というわけではなかったようです。
「このタワーはあるひとつのテーマに基づいてデザインされました。それは、強風の中でも安全に建っていられるということ。」と彼はBBSに語っています。イギリスの南海岸に位置するブライトンの風速はときに75mph(約120km)まで強くなります。そのため、このタワーはなんと100mph(約160km)以上の風速にも耐えられるように設計してあるそうです。
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source: BBC
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)