TVアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)の放送時間が、現在の夕方16時台から午前に移動することが判明し、驚きの声が上がっている。
やなせたかし作の子ども向け絵本『アンパンマン』をアニメ化した『それいけ!アンパンマン』は、1988年に放送がスタートし、2009年には放送1000回に到達。2013年にやなせ氏が亡くなった後も放送は続いており、2013年4月からは金曜日の16時20分から放映されている(関東地区。以下同)。
ところが2月22日、日本テレビは『それいけ!アンパンマン』の放送時間を、4月から金曜午前10時55分に移動することを発表した。現在同時間帯には情報番組『PON!』(月~金 10:25~11:30)が放送されているが、4月から同番組は月~木曜の放送となり、そこに『それいけ!アンパンマン』と通販番組『女神のマルシェ』が飛び込むことに。これまで細かく放送時間が移動してきた『それいけ!アンパンマン』だが、午前中に放送されるのは初めてとなる。
『アンパンマン』といえば、言うまでもなくターゲットは子ども。それゆえツイッターには、
「え!アンパンマン金曜午前になるの?!幼稚園児見れないじゃん!かわいそう!」
と、怒りと困惑の声が登場。
「何で・・時間帯が変わってしまうの・・・ こんな時間・・子供達が家にいるわけないのに・・・・」
など、その真意がわからないというコメントが続々と投稿されている。しかし一部の地域では、すでに午前中に放送されており、
「福岡ではすでに金曜の11時なんですけど」
という声も。地方ではすでに実施されている「午前中放送」だが、ネット上では移動を残念がる声は多く、改めて『アンパンマン』の人気の高さを裏付けている。
※当記事は2016年02月25日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。