“三ちゃん”三中元克、『めちゃイケ』卒業で号泣 コンビ改名で再出発 | ニコニコニュース

三ちゃんこと三中元克(写真は2010年『めちゃイケ』新メンバー決定時) (C)ORICON NewS inc.
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 27日放送のフジテレビ系バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』で行われた再オーディションに不合格し、同番組を卒業したよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する“三ちゃん”こと三中元克(25)が、番組直後にインターネット生配信番組『めちゃ×2タメしてるッ!』に生出演。ジャルジャル、敦士らと共に「残念会」を開いた。

【写真】三ちゃんがコンビ結成!気になる相方は…

 三中は2010年10月に当時長期休養中だったナインティナイン・岡村隆史の穴を埋めるべく行われた『めちゃイケ新メンバーオーディション』で約1万人の中から選ばれたメンバーで唯一の“素人”として活躍。高校生の同級生、臼杵寛(うすき・かん)とお笑いコンビ・サンプライズを結成し、この日の番組生放送内でネタを披露したが、支持を得られず卒業が決定した。

 放送直後に心境を聞かれ「本当にびっくりしました。未だに実感がない。まだめちゃイケメンバーだと思ってるけど、もう違うんですよね。まだ残りたいという気持ちはある」と茫然自失な様子で語った三中は、番組終了後に「号泣」したと明かし「本番中に泣いたらあかんと思ってたけど、放送終わったら我慢できなくて…」とポツリ。

 それでも「これを“おいしい”と思えるように芸人として頑張ります」と再スタートを誓い、相方の臼杵も「大きい武器をいただいたので、これをどう活かすか考えていきたい」と前向きに語った。

 「残念会」前には岡村、極楽とんぼの加藤浩次、よゐこの有野晋哉らレギュラーメンバーも顔を出し、岡村は「俺らは落ちるわけないやんって思ってた。リアルだったね…」と苦笑い。加藤も「嘘でしょって。俺らはただただ驚いてる。芸能生活であんな怖い場にいたことない」と漏らしつつ「辞めさせたいだろ、やらせだろって言う人がいるだろうけど、一切ないから」と強調した。

 メンバーたちが口々に驚きや卒業を惜しむ声を口にし、ゲスト出演していた出川哲朗は「君たちがお笑いをやりたいとブレないかぎりは大丈夫だから」とエール。一方で、矢部浩之は「敗因? おもろなかったんよ。(ネタの)見方がわからなかったよ」と冷静に分析し「残念会? 普通の卒業だよ」とバッサリと切り捨て、笑わせていた。

 また「サンプライズ」としてコンビを結成していたばかりだが、再オーディションが視聴者のデータ放送“Dボタン”などで投票を集めたことになぞらえ、出川が「この流れに逆らわないほうがいい」と改名を提案。二人で相談した結果、正式決定し、お笑いコンビ「Dボタン」として、決意新たに再出発する。