2月26日深夜に日本テレビで『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』が放送。番組では元日本代表DFの都並敏史氏が2月23日、24日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1st legの4試合を解説した。
注目の大一番、ユヴェントス対バイエルンでは43分にトーマス・ミュラー(バイエルン)が決めた先制点を詳しく解説。速攻からミュラーが右サイドに展開した後の動きに注目した。
ミュラーはパスを出した後に、ペナルティエリアに入る軌道でフリーランニングを始める。その動きを見ていたユヴェントスの右サイドバック、ステファン・リヒトシュタイナーはマッチアップしていたダグラス・コスタを視界に捉えつつもて、中央エリアをケアした。しかし、ミュラーはペナルティエリア手前で止まり、リヒトシュタイナーがマークを緩めたことで、左サイドのダグラス・コスタがフリーに。右サイドからのクロスは左サイドまで流れ、ダグラス・コスタが中央へ折り返す。DFのクリアミスを拾ったミュラーが右足で叩き込み、バイエルンが先制した。都並氏は、一連のミュラーの動きを「揺さぶり攻撃を完成させた思わせぶりな動き」と称して、短時間に起きたハイレベルなプレーを分析した。
試合は2-2で終了。バイエルンのホームで行われる2nd legは3月16日に行われる。
『UEFAチャンピオンズリーグハイライト』は、BS日テレで2月29日(月)24時から、「日テレ無料」での見逃し配信は2月26日(土)15時から一週間限定で視聴可能となっている。次回の放送は、3月11日(金)深夜に放送予定。