あと1カ月ほど経てば、ピカピカの新入社員が入社してくる。初々しい姿には活力をもらえるが、“なってないマナー”を目の当たりにすると、減点評価してしまうことも。とはいえ、笑って注意するレベルから見放すレベルまで、マナーの“NG度合い”は各行動でまちまちだし、職場によっても評価が異なるハズ。そこで、20~30代の男性会社員200人に「新人のマナー違反の評価」について調査を実施した(調査協力:アイリサーチ)。
評価基準は、-0点:笑って許せる/-50点:その場で注意し、直らないようなら愛想をつかす/-100点:すぐに愛想をつかす・信頼をなくす、という減点。新人がやってしまいそうな7項目について聞いた。
〈新入社員のこの行動、どの程度のマイナス評価につながる?〉
どれも社会人にとってはNGとされる行為だが、なかでも-50点以下の4項目は「直らないようなら愛想をつかす」ラインを越えていることを意味し、人によっては一度でアウト! という場合もあるかも。特に「ミス」に関する対応の誤りは信用を失う可能性が高い。確かにこれらは論外というほかないだろう。
回答者に点数の理由も聞いたところ、酷評となった4項目に関しては以下のコメントが寄せられた。
■「ミスしたときに謝らない」に関する意見
■「ミスしたときに言い訳が多い」に関する意見
■「朝、社内で挨拶をしない」に関する意見
■「会議の際に寝ている」に関する意見
それぞれ「-0点」も存在するが、この人たちはかなり少数派。ほとんどは厳しく評価されており、“人としてNG”と位置付ける人もいる。
なお、7項目で最も点数が高かった(マイナス評価につながらない)「声が小さい」については、
「もともと声が小さい人もいるため」(30歳/0点)
と仕方ないと考える人も多く、「声の大きさで判断するような人が-50点」(35歳/-0点)との評まで。ただ、一部には、
「いらいらする」(35歳/-100点)
なんて厳しめの人も…。
NG行為の評価の度合いに迫った今回の調査。厳しいコメントが多数寄せられはしたものの、これらを行う新人がいなければ、頭にくることもない。こんなことを繰り返す新入社員が自社に来ないことを祈るばかりだが…。
※当記事は2016年02月24日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。