北海道北見市で2013年、土木作業員の男性=当時(40)=が道交法違反(一時不停止)容疑で現行犯逮捕された際に死亡したのは、捜査員が男性を強く押さえ付けたためなどとして、道警が50代の男性巡査部長と20代の男性巡査長を業務上過失致死容疑で、50代の男性警部補を特別公務員暴行陵虐容疑で近く書類送検する方針を固めたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。関係者を処分する方針。

 捜査関係者によると、巡査部長と巡査長は13年2月24日午後、抵抗する男性を逮捕する際、うつぶせの状態で背中を強く圧迫し、死亡させた疑いが持たれている。