学生時代はそれほど意識もせずに、深く考えなかった友だちの作り方。気が合う人たちが集まれば、友だちとしてのコミュニティーができていた当時とちがって、社会人になってからの友だち作りはなかなか難しいもの。そこで今回は友だちを作るコツについて、社会人の女性に聞いてみました。
・「笑顔で人と接すること。無愛想だと近寄りがたい存在になるから」(33歳/その他/クリエイティブ職)
・「笑顔でいること。笑顔でいれば、友だちは作りやすいのかなーと思う」(28歳/商社・卸/事務系専門職)
むすっとした表情でいるよりも、笑顔のほうが話しかけられやすいことは確かですよね。自分から積極的に話しかけることも大切ですが、相手が話しかけやすい雰囲気を作ることもポイントのようです。
・「プライベートでも仕事でも、思いきって新しい場所に行ってみること」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「人の集まるところに積極的に行く」(28歳/金融・証券/営業職)
さまざまな業種や職種の人が集まる場に、積極的に参加することは、交友関係を広げるきっかけになるかもしれませんよね。同僚や友だちの誘いにフットワーク軽く応じたり、SNSなどのコミュニティに参加してみてもいいかもしれません。
・「相手を最初は否定しない。“コイツ楽しいやつ”って思ってもらったら、だいたい友だちになるかと思います」(30歳/その他/専門職)
・「オープンマインド。そうすることで、相手も心を開いてくれるから」(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
自己の確立ができてきたころだからこそ、自分の考えを押しつけず、他人の考えを否定しない態度が求められます。それぞれに主張があるのは当然のこと。自分に同調してくれる人ばかりと集まるのではなく、ちがう考えも受け入れる余裕を持つことが大切ですよね
・「わからない。知りたい。作ろうと思わずに友だちになった人とは、なぜか続いている気もする」(28歳/情報・IT/技術職)
・「気づいたら自然に仲よくなっていた、というのが友達だと思う」(31歳/生保・損保/営業職)
もしかしたらこれが一番重要な友達作りのコツなのかも。友達を作ろうと必死な様子は、隠しているつもりでも相手に伝わってしまいます。ターゲットを絞り、手に入れようとがんばるのは不自然。自然に生まれる友情こそ、いい友だちの条件なのかもしれませんね。
友だちを作るコツについて、さまざまな意見が寄せられました。旧友とは疎遠になり、仲のよかった女友だちとも生活スタイルのちがいから話が合わなくなり、寂しさを感じているなら、新たな友だちを作るのもアリ。表面上の付き合いだけでなく、心からのつながりを持てる友だちができるといいですよね。
(ファナティック)
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※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年2月2日~2月9日
調査人数:200人(22歳~34歳の女性)