29日の日経平均株価は前週末比161円65銭安の1万6026円76銭と大幅に反落し、安値で引けた。ドル・円の上昇を好感されて輸出関連株を中心に買いが先行。日経平均は朝方に上げ幅を270円超に拡大した。ただ、午前9時30分すぎからドル・円が伸び悩むと日経平均も失速。上海総合指数の急落も重しになった。ドル・円が113円を割り込むと日経平均はマイナス圏へ沈み、後場は下値を模索した。
業種別では、石油・石炭、空運、陸運などが値下がり率上位。上昇したのは情報通信、輸送用機器のみ。(編集担当:宮川子平)