【北京共同】中国国家インターネット情報弁公室は28日、不動産大手「華遠集団」の元取締役会長、任志強氏が持っていた短文投稿サイト「微博」のアカウントを閉鎖するようインターネット業者に命じた。習近平国家主席の発言を批判した書き込みが問題視されていた。

 任氏は微博で3700万人のフォロワー(読者)を持つなど影響力がある。習氏が19日、共産党機関紙の人民日報や国営通信の新華社、国営の中央テレビを相次いで視察、党への絶対的な忠誠を命じたところ、「メディアは人民の利益を代表しなくなった時、人民に捨てられ忘れられる」などと書き込み、大きな話題となった。

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