東出昌大の“良きパパ”ぶり、初タッグの「かもめ食堂」監督とCM。 | ニコニコニュース

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俳優の東出昌大(28歳)と、映画「かもめ食堂」「めがね」で人気の荻上直子監督が初めてタッグを組んだ、丸美屋食品工業の「麻婆豆腐の素」発売45周年記念スペシャルCM「父親になったボク」篇が、3月1日より全国でオンエアを開始する。

今回のテレビCMは、丸美屋のCMに初出演の東出が、3歳と5歳の女の子の、2児のパパを好演。荻上監督自身も2児の母として育児中で、自らの経験がストーリーの中に活かされている。

子供の頃と、20年後の今の生活。共働きの妻と一緒に家を出て、朝の保育園へ自転車で子供たちを送り、会社でバリバリ働く。そして、家に帰り、妻が子供たちを連れて帰るまでに、夕食を作るパパ――。

実生活では子供のいない東出だが、娘役の3歳と5歳の女の子とすぐ溶け込み、良きパパぶりを一足先に発揮。土手の上で、自転車に2人の女の子を乗せて保育園に向かうシーンでも「パパ、もっと早く、早く!」と子供たちに声をかけられ、カメラが回っていない間も全速力で自転車をこぎ、子供たちは大喜びだった。

また、保育園に子供を預けるシーンは都内近郊の幼稚園でロケ。朝の送りの時間。最初は何の撮影かわからなかった先生たちも、東出だとわかると、黄色い歓声が上がった。撮影終了後、車に乗り込む東出に先生たちが一斉に「東出さん頑張ってください!」と声をかけると、わざわざ車から降りてきて「お世話になりました」と、東出が笑顔で深々と一礼する礼儀正しい一面も。早朝から夜まで6か所を回るロケにもかかわらず、行く先々で東出の笑顔に魅了された撮影となった。

さらに家族4人で東出パパが作った麻婆豆腐を食べるシーン。東出が取り分け家族に配ると、その都度「わー」と歓声が上がり、笑顔で麻婆豆腐を食べ続ける子供たち。そして東出も豪快に、おいしそうに食べ続ける。何テイク撮影を重ねてもその勢いは止まらない。子供の頃から麻婆豆腐が好きだった、という東出。カットの声がかかっても、きれいに麻婆豆腐を平らげていた。

そしてもうひとつの見どころは、東出の調理シーン。手の上で豆腐を切るカットでは、通常は手のアップなので代役がするところを、東出自らがこころよく「ぼく、やります」。料理上手で有名な東出。手の上の豆腐に包丁を入れると、見事に最初のワンテイクでOK。念のためもうワンテイクと再び包丁を入れても、全く変わらない手際のよい包丁さばきに、スタッフから拍手が沸き起こった。カッコよさ、やさしさ、そして、料理上手と、東出の魅力いっぱいのCMに仕上がっている。