陰陽五行は2つの考え方と5つのエレメントで説明されます。「陰・陽」は、女性(陰)と男性(陽)がそうであるように、お互いを支え合っている存在です。このバランスがものごとの調和を保つものとするのが「陰・陽」の考え方です。そして五行は木「春」・火「夏」・土「季節の変わり目」・金「秋」・水「冬」の5種で自然現象の四季変化を観察し抽象化されたもの。その思想に根ざして、魅力UPのための食材をご紹介。今回は金「秋生まれ」(8月8日~10月20日)の人に向けての愛されレシピを伝授しちゃいます!
あなたは秋の引き締まった空気のように清らかで潔癖な性格です。相手の好意や信頼を大切にする義理堅い面を持っているでしょう。いい意味での競争心も強いので、お互いを高め合う付き合いが出来るでしょう。こうと思い込んだら真っ直ぐに進んでいく素直さも持っているので、人がついて行きたくなるタイプと言えます。ただ、少しクールすぎる面があるので、人情についても考えるようにすると良いかもしれません。
何事にも冷静に判断を下しがちな秋生まれのあなた。ときにはもう少し熱くなって、感情的な一面を出すことで新たな魅力が広がるでしょう。心臓や小腸系を強くする食べ物で、情熱的な熱い心をかき立ててみましょう。いつもクールな印象のあなたなので、そのギャップに彼もときめきを感じるはず。そこで今回は火のエネルギーを取り込み、心臓や小腸を強める食べ物で精神を安定させるレシピをご紹介致します。
メイン食材…心・小腸を強める「ぶり」ぶり白菜
・材料(2人分)ぶりかま…2切れ白菜…1/4株生姜…1片A 水…200cc 濃口醤油、酒、中ざら糖…各大2
・作り方1.ぶりかまは熱湯で霜降りをし、白菜はざく切りにし、生姜は薄切りにする。2.鍋にAを煮立たせて①を入れ、落し蓋をして20分程弱火で煮る。
この愛されレシピを、不足しがちな「火のエネルギー」を高めたい時に食してみて下さい。不足しがちな症状を緩和する食材としては、鶏肉、ハツ(心臓)、牛タンなどの肉類や内臓、ぶり、さけ、たい、たこなどの魚介類に、にんじん、長ネギ、ニラ、にんにく、しょうがなどの野菜類、その他もも、パイナップル、あんず、柚子、シナモン、お酒などが効果的。弱い火のエネルギーを高めるには、苦味のあるものを食する事がポイント。排水し、気を固めてくれることで美しくなれるはず。あなたの持つ美しさが発揮され、愛され体質になれるでしょう。
中国古来の文献には、食べ物の持つ属性が陰陽五行の観点から人体に与える影響について書かれています。薬膳料理などが「身体で弱い部分は、食べて補う」という発想なのと同じということですね。易学研究で有名な陳怡魁(ちんいかい)先生もこの点に注目し、色の重要性を説いているとされます。自分の持つ性質から、自分に必要な栄養を取り入れる、この「開運レシピ」。どうぞ日々の食生活の中に取り入れてみて下さいね。(脇田尚揮/ライター・監修・料理研究家HITOMI)
(ハウコレ編集部)