東芝エルイートレーディングは3月1日、ハイレゾ音源の再生機能を持つCDラジオ「TY-AH1000」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別33,000円前後。
TY-AH1000は、USBメモリーや、SD/SDHCカード、USB接続したPCから96kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できるCDラジオ。前面に、ハイレゾ音源の再生中に点灯する「ハイレゾLED」とレベルメーターを備えている。スピーカーは2ウェイ・バスレフ型で、高域100kHzに対応する2cm径ソフトドームツイーターと、磁束密度8,000ガウスのマグネットを採用した8cm径コーン型ウーファーを搭載している。ラジオ機能はワイドFMに対応。ラジオのタイマー予約は2件まで行える。このほか、CD音源をSDカードやUSBメモリに録音することもできる(MP3/192kbps)。
Bluetooth 3.0とNFCに対応し、コーデックはSBCをサポート。前面にはヘッドホン出力とLINE入力を装備する。再生対応フォーマットは、SDカードスロットがMP3 / WMA / FLAC。USBポートからはWAVも再生できる。実用最大出力は15W×2+10W×2。再生周波数帯域は60Hz~40kHz。サイズはW400×H135×D200mm(突起部含まず)、重量は約3.2kg。
同社は今回、1970~1980年代に東芝がピュアオーディオ製品に用いていたブランド名「Aurex」(オーレックス)の復活も発表。ハイレゾ対応という付加価値を持つTY-AH1000を、新生Aurexブランドの第1弾製品として位置づけている。
(藤谷佳奈)