【ワシントン共同】米国家情報長官室(DNI)は1日、国際テロ組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者が生前、2900万ドル(約33億円)の資産をジハード(聖戦)のために使うよう言い残した遺書とみられる文書など113点を公開した。
2011年5月に米特殊部隊がビンラディン容疑者を殺害した際に押収した文書の一部。昨年5月に続く公開となった。
遺書とみられる文書はアラビア語の手書き。DNIの英訳文によると、「スーダンにある金は約2900万ドルだ。私がスーダンに残した金はアラー(神)のため、ジハードに使うことを望む」と記されている。日付はない。