【ニューヨーク時事】米スポーツ用品小売り大手スポーツオーソリティは2日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をデラウェア州の破産裁判所に申請したと発表した。安売りチェーンやインターネット通販サイトなどとの競争激化で経営が悪化した。
スポーツオーソリティは米国内で463店舗を展開しているが、今後数カ月以内に約140店舗と配送センター2カ所を閉鎖もしくは売却する方針。当面必要な資金として、取引銀行から最大5億9500万ドル(約680億円)の融資を確保したという。
日本ではイオンとの合弁会社を通じて店舗を全国展開している。