デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル主演の2000年の映画『オーロラの彼方へ』が米CW局でテレビシリーズ化されることになり、パイロット版のキャスティングが始まったという。
同映画は、ニューヨークでオーロラが見える日、亡くなった消防士の父(デニス)と無線で連絡が取れることに気付く殺人課の刑事(ジム)を描いたもの。テレビ版では刑事が女性に変更され、父親も元刑事という設定になるという。二人は交信によって未解決殺人事件を一緒に捜査し、絆を深めていくが、“バタフライ・エフェクト”によって、現在に思わぬ影響をもたらすことになるらしい。
Deadlineによると、主人公レイミーを演じるのは「MAD MEN マッドメン」「THE FLASH/フラッシュ」のペイトン・リスト。亡くなった父親フランク・サリヴァンは、テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」の第3シーズンに登場したライリー・スミスが演じるとのこと。また、フランクの親友でベテラン警察官役には「ER 緊急救命室」のメキー・ファイファーがキャスティングされたと The Hollywood Reporter は報じている。彼はフランクの死後、レイミーの父親的存在になっているキャラクターだという。
パイロット版の脚本は「SUPERNATURAL/スーパーナチュラル」のジェレミー・カーヴァーが執筆し、「ゲーム・オブ・スローンズ」「ARROW/アロー」のデヴィッド・ナッターが監督を務める。(澤田理沙)