ついにこうなりました。
■国勢調査 初の総人口減 東京圏集中ますます……(テレビ朝日系ANN)
すでに分かり切っていた事態です。5年間で100万人近くの日本人が消えていく国になりました。そして、そのスピードはこれからますます加速していくことでしょう。
人口減は……特に労働人口減はそのまま直接景気の減退に響きます。当然です。働く人が減るからです。そして、それ以外の人たちの減少はそのまま「消費活動の減退」に響きます。これも当然です。物を買う人が少なくなるのですから。消費はこれからの日本でどんどん減退していくのです。
これからは「世界」を相手に戦える一部の企業を除き、確実に日本国内での経営は厳しい状況に陥っていきます。今までは普通に経営できていた企業もどんどん苦しくなっていきます。
これがこれから5年先・10年先に「確実に待ち受ける」日本の大まかな現状です。これが世界でもっとも「まずい状況」と言われている「少子高齢化社会」の現実です。それに対して日本の政府は全く何の対策もしてこず、
何よりも……
それらの政治家を選び続けてきて、人によっては選挙にも行かなかった日本人みんなでその「ツケ」を支払うのです。
大事なことは、その現実を直視することだと思っています。そこから逃げていては、「抵抗」できないし「対応」できません。ここで戦うか、そのまま流れに身を任せるか、です。
長谷川豊(Hasegawa Yutaka)