3日の日経平均株価・終値は前日比213円61銭高の1万6960円16銭。16年としては初の3日続伸となった。朝方はドル・円の軟化を受けて安く寄ったが、前日からの良好な地合いを受けて即座にプラス転換。日銀によるマイナス金利導入を受けて低迷していた銀行株など、これまで相対的に売られていた業種への買い戻しが支えとなった。節目の1万7000円近辺では戻り待ち売りによってやや上値を抑えられたが、大引けにかけて再度強含んだ。
業種別では、海運、銀行、鉱業が上昇。一方、空運、陸運、水産・農林は下落した。(編集:松浦直角)